会社を理解することが第一前提
仕事がツラくて仕事に行きたくない…。なんだかもう無理かしれない。(そんなかたは、この記事からご覧ください。。。↓↓↓)
目次 1 生きていくことさえもツラくなる…そうなる前に。2 自分に合った方法、今の自分のモチベーションに合った方法での解…
そうなる原因が人間関係や労働状況にあると思っていますか?その部分を入社前にある程度知ることができたら良かったのに…、と思いませんか?実は、それを知る手立てが「企業研究」なのです。
企業研究というと、面接のときに会社へのPRとして知っておくべきことと思われている方も多いのですが、会社がどんな経営方針で、どんな人を求めているのか、どんな労働条件を提供しているのか、などを調べるだけでなく、それを確認する場所が面接である、といえます。
といっても、面接時にそんな余裕はなかったし、もう入社しちゃったし…。というかたに、今回は仕事のツラさから抜け出せるかもしれない2つのことをお伝えしようと思います。今からでも、その2つを対応することで、仕事が楽しく思えてくる捉え方に変わる可能性があります。
その2つとは、「会社の理解」と「ビジネスマインド」なのですが、まず、その1つ目である「会社の理解」からお話ししていきますので、お付き合いいただけると嬉しいです。。。
入社後、会社は「その会社の経営方針を理解し、社員全員がベクトルを合わせ、会社として目指すこと(=社是)に向けて、社員一丸となって達成すること」を掲げ、入社した社員に新人社員研修等を通じ、その理解を求めます。そうやって会社を理解してもらったうえで、配属先の部署での自分の役割を知り、仕事に取り組んでもらう、それが個人のパフォーマンスを引き出すことに繋がる必要不可欠な会社としての役割です。
ということは、逆から考えると次のようになります。
会社が社員に求めること=アナタに求めることとは、「会社のことを理解してくれていること」これが第一前提となります。第一前提ということは、理解してくれている人に対して「評価がされる」ということになりますので、今の会社の社是・経営方針・社内規則・社内ルール・社風等を理解し、体現できるよう努めていることが、仕事ができる人だと思われるための第一歩ということでもあります。
会社理解のための確認項目
本来は「会社を理解する」ということを入社前に理解しておくように努めると、入社後のギャップに繋がることなく、悩んだり辞めたりするような結果になることを防ぐことができます。
入社前に「企業研究をする」ということは、前述の通り、企業に対してのPRでなく、本来は自分のためのものであり、自分のビジネスキャリアとの照らし合わせをし、より自分の描いているコトとの相違がないかを知る、重要な要となるものなのです。
しかしながら、企業研究をそこまでせずに入社してしまった、ということをよく聞きます。そんな場合は、入社後に会社をより深く知っていくことをお勧めします。
先程は、「会社として社員にそれを伝えることが大切な役割」と言いましたが、会社は情報管理やコンプライアンス・労働組合等、最低限必要な部分に力を入れて説明はするものの、意外と経営方針や会社規定・社内ルールについては、分厚いマニュアルだけを渡して(もしくはWEB上の社内専用システムのURLを伝えて)「読んでおいてね」の一言で終わっている会社も多いようです。
そうなると、入社してからの時間が経過していれば経過している程、上司は「そんなこと既に知っているはず」と思い、説明もせず理解を求めている場合があります。
しかしながら、放置された社員としては、実務として社内規定や社内ルールがわかっていないと、度々業務に差し支える場合があります。その差し支えが評価に繋がっているのは少し理不尽ではありますが、もし、曖昧な部分があるようでしたら、以下のことを必ず確認するようにしてください。
■社是
■会社概要
■経営方針(中期事業計画を含む)
■各部署の役割の理解
■会社の求める人財像 (人事評価項目内容)
■社内規定 (就業規則含む)
■社内ルール(各ルールのプロセス確認)
■組織図、内線表、社内会議一覧表 (更新反映をタイムリーに)
社是は自分の価値観と合っているかを確認し、中期事業計画は数年分を確認してみると、その会社の取り組みに一貫性があるか、柔軟性があるか、戦略が上手いか否か、など分かりやすいです。計画書を見ると、各部署の役割、会社が求める人材像も把握しやすいです。他部署が何をしているのかを把握できることで、他部署連携もうまくいくポイントになったりします。
尚、上記最新情報がどのように更新されるのは会社によって異なります。特に実務に必要な社内ルール(例えば遅延申請や出張申請など)の更新がなされるタイミングや方法も知っておくようにすることで、管理部門の人から「あのぉ、このプロセスは以前までのプロセスなので、やり直してください」とか「あの人、また更新前の書式使っていたね」などと言われることがなくなります。
こういったことも「仕事ができない人」という判断になったり、総務部や人事部・経理部の人に敬遠されてしい、働きにくくなる原因となります。情報は自分からとりに行くようにすることで、どの部署の人とも円滑に仕事が進むようになります。
ここが1つ目のポイントの会社理解によって、周囲ともうまくいくことの1つとなる、ということです。
ビジネスマインドがあなたを仕事のプロにする
次に2つ目である「ビジネスマインド」についてです。このビジネスマインドは会社の理解をするのと同時に大切な理解です。では、ビジネスマインドとは何なのでしょうか?
ビジネスマインドとは…
①仕事というものの構成と仕組み=仕事とは何なのか
②仕事への姿勢=どんな気持ちで、どう仕事に取り組むか
ということだと捉えています。ここを大切にして仕事に取り組むことで、会社から求められている日々の仕事の質を全うできる社員となり、結果それが自分にとって働きやすい環境ともなります。
補足説明:①仕事というものの構成と仕組み=仕事とは何なのか ①の補足説明から致しますと、なんとなく気づかれたかたもいらっしゃるかと思いますが、新人研修のときに「社会人と学生の違いは何ですか?」とか「お金を頂くということの意味を理解しましょう」とか、そういった類の話があったかと思います。 そういった「仕事とは何か」ということを理解したうえで、お勤め先の「会社の方針」や「会社の規則」「会社の社風」などをプラスし、「社会人として」「会社の一員として」という自覚の体現をする、というのが①で達成する目標の姿です。
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補足説明:②仕事への姿勢=どんな気持ちで、どう仕事に取り組むか ②は、なんとなくイメージは湧くかと思いますが、その仕事の姿勢や取り組み方が一流で、しかもすごくよくわかりやすく仕事への姿勢を理解できるのが、TV番組の「情熱大陸」や「カンブリア宮殿」です。 番組内でよく格言をおっしゃっていますね。「結果が出るまであきらめなかった」とか「成功するまでやり続ければ失敗はない」など、それはまさしく「仕事への姿勢の表れ」です。 また、数年前に話題をさらった池井戸潤さん原作の「下町ロケット」「半沢直樹」シリーズ。あのドラマの中の人たちの「仕事への姿勢」は素晴らしいものがあり、ひたむき過ぎる程の情熱に、心を打たれない、という人のほうが少ないのではないかと思います。 そういった精神論(モチベーション)で、いかに密度が濃く高い目標を達成するか、それが、この②で達成する目標の姿です。 |
このビジネスマインドをもって日々仕事に取り組むことによって、周囲の人たちも「意欲的な人だね」とか「いつも前向きに頑張っているよね」という評価になり、職場の働きやすい環境を自ら創る、ということにもなります。
仕事に慣れてくれば慣れてくるほど、目の前の仕事をこなすことに精一杯になったり、人間関係への気遣いに気をとられ、ここの基本的な部分を見落としがちになってしまいますが、ここを忘れずにいると、そこにプロ意識という大切な意識が芽生え、そしてその意識が「仕事がおもしろい」とか「あんなことに挑戦してみたい」という前向きな気持ちに導いてくれるようになります。
すると、そこに情熱が生まれ、イキイキ感が生まれます。
するとさらに、この情熱が放つオーラがなんとも魅力的に映り、もし仕事ができなかったとしても、そのプラスのオーラで周囲の人のあなたへの印象は変わってくると思います。
この情熱をもって生きることが「人間力」の1つだと考えます。
さて、今日は2つのことをお伝えしましたが、いま「仕事のおもしろさ」を感じることができていますか?仕事がツラくなるのは、環境や人間関係、仕事内容、キャリアなど、いろいろと原因は考えられますが、こういった「会社理解」や「仕事への情熱」からのアプローチもあります。すぐにでもできると思ったことはぜひ取り入れてみて頂ければ、もしかすると「半沢直樹」のように熱く仕事に取り組めるようになるかも、です。特に、会社理解はHPを見たり、規定を確認したりすることですぐにできることかと思いますのでお勧めです!
ここまで読んでいただいて、いや…やっぱり辞めたいと思った人は以下の記事を基準にしてみるといいかもしれません。↓↓↓
目次 1 会社を辞めるか決断に迷ったとき、指針になる大切なポイント2つ!1.1 大切なこと①:今の会社にいてスキルが身に…
また、自分に合った会社の見極め方を具体的に説明くださっているサイトがありますので、ご紹介します。ココに、選ぶときの大切なポイントが詰まっています↓↓↓
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/shafu/02-research/